技術紹介

  • ダクロダイズド処理
  • ダクロダイズド処理

ダクロダイズド処理

画期的な表面処理 ダクロタイズド

ダクロタイズド処理は、世界各国で特許を得た防錆システムです。従来の表面処理、電気亜鉛メッキなどの常識を超えた防錆技術であるダクロタイズド処理は、金属亜鉛を3価クロムで結合し高い耐蝕性を有する銀白色の被膜を形成し、特にその処理工程では、公害の恐れがなく、優れた特徴とともに、時代の要求に応えた新技術といえます。 現在、全世界の自動車業界、家電業界、土木建築業界、造船業界、防衛産業など、各分野で幅広く採用されております。

連ダクロタイズド処理された製品群【ダクロタイズド処理された製品群】

ダクロタイズドの特徴

  1. 耐塩水噴霧性及び耐サイクルテスト性が非常に優れています
    わずか8から10μm程度の厚さで、塩水噴霧試験において従来の電気亜鉛メッキなどに比較し、はるかに優れた耐蝕性があります。
  2. 耐熱耐食性が優れています
    耐熱試験において従来の電気亜鉛メッキに比較し、耐熱耐蝕性があります。
  3. アルミとの電蝕に防止効果があります
    最近多くなってきたアルミと鉄の組み合わせにおいて、電気亜鉛メッキに比較して電食の発生を低く抑えます。
  4. 水素脆性の恐れは皆無です
    処理工程中に酸洗が無く、また電解反応の工程がありませんから、処理工程中における水素脆性の発生の危険性はまったくありません。
  5. 付き廻り性が優れています
    従来の電気メッキでは処理が困難であった、複雑な形状のものにも適用できます。
  6. ダクロタイズト処理の上にも塗装可能です
    適正な塗料を使用することによって、着色も可能であり、塗料との密着性も電気亜鉛メッキに比較して優れています。
  7. 各種金属に処理可能です
    鋼、鋳物、焼結金属、アルミダイキャスト、ステンレスなどに処理が可能です。特にアルミ合金の防錆に適しております。
  8. 公害の心配がありません
    電気亜鉛メッキと違い水洗工程が無く、また焼付工程での揮発物は水が主体ですから、排水公害、大気汚染の心配がありません。
ガス浸炭焼入れされた鋼の製品群【ガス浸炭焼入れされた鋼の製品群】

ダクロダイズド処理の用途一例

ダクロタイズド処理の用途は、その耐蝕性、耐熱性、水素脆性の無さ、付き廻り性の良さ、上に塗装が可能、電蝕対策などを理由として幅広い業界に広がっております。たとえば、日本の全自動車メーカーにおいては専用規格が設定され図面指定の下に広く利用されており、国内外で多くの実績を持っております。また、米軍規格 MIL-C-87115を取得しており、軍関係機材の防錆処理にも適用されています。土木工事関係では、青函トンネル、東京湾岸横断道路、地下鉄工事などのプロジェクトにおいて防錆処理としてダクロタイズド処理が指定されてきました。